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ロットリング 800Series 0.5mm シャープペンシル (ROTRING 800 Mechanical Pencil 0.5mm)

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こんにちは 職場が暑くて死にそうな文虫です。 女性は本当に暑さに強いですね!防犯の為に 締め切って淀んだ空気の中ホットコーヒーにカーディガンとは! (苦行ですか!?) 男性陣はやはり暑いようで、休憩の度に用もなく 皆総出で外に出ている今日この頃。 (日陰の風が最高!) さておき。 今日は万年筆ではなく製図用のシャーペンを取り上げたいと思います。 ドイツ ROTRING 800 Mechanical Pencil 0.5mm ROTRING 800 Mechanical Pencil 0.5mm むかーしむかしの高校時代に基礎製図検定を取ったのですが その時に使用していたのがロットリングの製図セット。 その原体験の影響もあってか文虫はステッドラーよりも ロットリングのほうがなんとなくですが好き。 製図用らしい佇まい ・ペンの紹介 この800シリーズはロットリングのペンシルでも フルメタル+リトラクタブル機構を搭載したトップグレードにあたる。 最近はデジタルスタイラスとしても使う事ができる800+もある。 他にも製図用シャープペンシルとしては・・・ 廉価な樹脂ボディの300シリーズ 樹脂とメタルのハイブリッドな500シリーズ フルメタルボディの600シリーズ などがあります。 使用時(ガイドスリーブは根元から先端まで 約1cm) 格納時(全長が1cm程短くなります) ・ペンの特徴 ロットリングの製図用ペンシルの流れを持った6角軸のソリッドな作り。 固定の600と違い800は繰り出し式のギミックを搭載していてキチキチと ギミックを楽しむ事ができる。 適度なクリック感が心地いいので意味もなくキチキチしてしまうのが 悩み所(笑) 精度の高い切削加工によって口金部分のクリアランスは狭く ガタつきはほとんど気にならない。 ただ注意深く意識するとガタを感じ取る事はできる。 このわずかなガタつきが気になるなら600をオススメします。 スタイラスとしても使える800+はガイドスリーブを格納した状態で 使用することができる。それ以外はほぼ800と同じ。 もしもスタイラスとして800+を購入する場合はその設置面積の大きさに

プラチナ万年筆 プレジデント シルバートリム 万年筆 (PLATINUM PRESIDENT PTB-25000PR BLACK F)

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こんにちは文虫です。 GWも終わり、だいぶ暖かく・・・というか暑くなってきましたね。 私の職場は換気が悪いのか暑くなりやすく、エアコンが働かない この時期が一番暑い気がします。 皆さんの職場はどうですか? 冬暑く夏寒いなんて方も多いのでは? (女性の方は冬も夏も寒そうにしてる方が多いですが) さておき、本日は去年の秋ごろ日本橋丸善で購入していた プラチナ万年筆のプレジデントを取り上げたいと思います。 プラチナ万年筆 プレジデント シルバートリム ・ペンの紹介 プレジデントはスタンダードラインナップにおいて18金のバイカラーニブを 持ったヘビーライター向けのフラッグシップなモデルなのですが、なぜか センチュリー系 と比較してプロモーションが弱くて存在感控えめのちょっぴりかわいそうなモデル。 ・ペンの特徴 センチュリー系とはニブもペン芯も異なるペン先を搭載しており スリップシール機構もありません。 ですが今の所スリップシール機構がない事で特別乾燥しやすいと 感じる事はありません。 堂々とした佇まい ・デザインについて プレジデントは膨らみの強い堂々としたバランス型のデザインです。 よくモンブランっぽいとか言われますがどうでしょうか? 私には黒くてバランス型という点くらいしか似てる所がない気もしますが・・・ でも興味無い人からしてみれば 黒いバランス型万年筆=モンブラン くらいの感覚が普通なのかもしれません(笑) 私が購入したモデルはリングやクリップがロジウムメッキされた シルバートリムタイプでゴールドトリムよりもシャープな印象です。 18金 バイカラーの大型ニブ ニブもロジウム塗りわけのバイカラーでなかなかに高級感があります。 バイカラー好きな文虫としてはポイント高し。 美しいニブは見ていて飽きません 先日、A氏のカスタムヘリテイジ92をカスタム845のように バイカラーに したのですが (カスタムをカスタム!)その際、実はこのプレジデントも 一度ロジウムを剥がして再メッキしています。 というのも新品に関わらずちょっぴりニブの小傷が目立っているのと ロジウムがはみ出てたりして気になりましたので自分で磨いて完全に 鏡面

レストア編 プラチナ万年筆 リビエール 万年筆 (PLATINUM FountainPen Riviere F)

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こんにちは 4月にも関わらず雪が降ったりと寒暖の差が激しく着る服に困る今日この頃な文虫です。 前回に続き今回もY氏からお預かりしているY氏愛蔵の万年筆の記事を書きたいと思います。 ペンはプラチナのビンテージ万年筆、「リビエール」です。 今回このリビエールをレストアとレビューをしたいと思います。 プラチナ万年筆 リビエール PLATINUM  Riviere (写真はレストア後) 去年Y氏とお会いした際にレストア用にと、リビエールという万年筆ををお貸りしました。 この万年筆は1970年代後半あたりに発売されたと思われる、古い万年筆。 お借りしたリビエールは相応の年季が入っており、傷や腐食で古ぼけた状態です レストア前ににクリーニングをして写真撮影をしておきました。 腐食 まず目につくのが上記写真のクリップ 腐食でメッキが剥げ落ち、錆びが発生しています。 写真では反射して判りにくいですが、メッキも部分的に黒ずんでいました。 年季が入って傷だらけのニブ ニブもご覧のように相当痛んでいます。 肉眼ではわかりずらいですが、ペンポイント付近のスリット部に打痕のような凹みがあります。 ハート穴に打ち抜き不良か穴の右側には経年は関係ありませんが、バリがでているのが見て取れます。 同じく傷だらけ サテン仕上げのボディはステンレスのおかげでニブやクリップ程 傷みは目立たないながらも、ここもやはり年季を感じさせます。 ペン芯 経年劣化によるものかペン芯の樹脂には皺が発生しています。 首軸 あまり細かい写真を残していませんが首軸や頭冠部など全体的に傷みがありました。 結果的には想像していたよりもレストアに時間がかかってしまいました・・・ クリーニングの為分解 レストアについて細々書いても面白くないと思います 百聞は一見にしかず ニブのレストア工程をメインにダイジェストで紹介したいと思います。 ・ニブのレストア 万年筆の顔であるニブはやはり一番大切にするべきポイントです。 ①作業前 ②荒砥から中砥 研磨剤を使用して傷取り、バリ取り をします。 ポイントは目立つ傷だ

オットーカーン オットーカーンbyロットリング 万年筆 (OTTO KERN by Rotring fountain pen)

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こんにちは文虫です。 季節の変わり目もあり、天気が荒れ気味ですが如何お過ごしでしょうか? 風邪をひきやすい状況ですので手洗いやうがいをしっかりしましょう! 今回はとてもレアな万年筆の記事を一つ ドイツのファッションブランド「 OTTO K ERN 」と 「Rotring」とのコラボ万年筆。 Rotring Kern Collection 「OTTO K ERN by Rotring」 OTTO K ERN by Rotring この万年筆は Y様より「ブログのネタにでも」と 言っていただき、お借りする事で実現できました! まずは最初にお礼申し上げます! さてこの「オットーカーン」 ドイツのデザイナーの方でして、自身で立ち上げたブランド。 特別輸入代理店等もなく、日本展開はしてない 様子でして、国内では全く無名のブランドです。 本国ドイツではそこそこメジャーらしいのですが正直ピンときません。 一方ロットリングは日本でも言わずと知れた筆記具メーカーですね。 シンプルデザインでメタルボディ ・外観について ボディはメタルとレジンで、配色もブラック&シルバーでシックな雰囲気 専用のケースがアルミ製でブランドロゴが入っていて、ちょっとオシャレ。 ケースには専用のクロスカバーも入っていて保管には重宝します。 結構思いキャップ キャップはメタルで17g前後あります。 キャップだけでも パイロットのプレラ よりも重く、なかなかのヘビーっぷり 手に持つとずっしり感があります。 クリップは固定タイプで、ブランドのロゴが刻印さています。 ロゴがあまり目立たないのでもうちょっと遊び心があっっても 個人的にはOKなんですけどね。 Kのロゴがカッコいいでしょ? Y氏よりお見せ頂いた当初はスチールニブと聞いていたのですが ニブには750と表記があります。 これはパーミル表記で、750/1000を意味していて Karat表記でいう18/24と同じ意味をもちます。 すなわち18金を意味します。 海外のサイトで情報収集した所、殆ど情報が無かったのですが この万年筆には鉄ペン版と金ペン版の両方があるようです。 750の表記がある事から、こちらは18金版で間違