オットーカーン オットーカーンbyロットリング 万年筆 (OTTO KERN by Rotring fountain pen)
こんにちは文虫です。
季節の変わり目もあり、天気が荒れ気味ですが如何お過ごしでしょうか?
風邪をひきやすい状況ですので手洗いやうがいをしっかりしましょう!
今回はとてもレアな万年筆の記事を一つ
ドイツのファッションブランド「OTTO KERN」と
「Rotring」とのコラボ万年筆。
Rotring Kern Collection
「OTTO KERN by Rotring」
この万年筆は Y様より「ブログのネタにでも」と
言っていただき、お借りする事で実現できました!
まずは最初にお礼申し上げます!
さてこの「オットーカーン」
ドイツのデザイナーの方でして、自身で立ち上げたブランド。
特別輸入代理店等もなく、日本展開はしてない
様子でして、国内では全く無名のブランドです。
本国ドイツではそこそこメジャーらしいのですが正直ピンときません。
一方ロットリングは日本でも言わずと知れた筆記具メーカーですね。
・外観について
ボディはメタルとレジンで、配色もブラック&シルバーでシックな雰囲気
専用のケースがアルミ製でブランドロゴが入っていて、ちょっとオシャレ。
ケースには専用のクロスカバーも入っていて保管には重宝します。
キャップはメタルで17g前後あります。
キャップだけでもパイロットのプレラよりも重く、なかなかのヘビーっぷり
手に持つとずっしり感があります。
クリップは固定タイプで、ブランドのロゴが刻印さています。
ロゴがあまり目立たないのでもうちょっと遊び心があっっても
個人的にはOKなんですけどね。
Y氏よりお見せ頂いた当初はスチールニブと聞いていたのですが
ニブには750と表記があります。
これはパーミル表記で、750/1000を意味していて
Karat表記でいう18/24と同じ意味をもちます。
すなわち18金を意味します。
海外のサイトで情報収集した所、殆ど情報が無かったのですが
この万年筆には鉄ペン版と金ペン版の両方があるようです。
750の表記がある事から、こちらは18金版で間違いなさそうです。
またKのロゴがデボス加工されていて、かつ着色されており
Limited Editionとされている物のようです(スゴイ!)
それにしても情報が少なく、金ペン版についての
情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご一報下さい!
・書き味について
剛性感つよめの書き味
しかし、「ねばり」といいますか金ペン特有のコシがある事もわかります。
筆圧強めで筆記すると特に顕著です。
ペン先はMとなっており、ロットリング系万年筆のMとほぼ同等。
ニブにはそこそこ厚く 約0.24mm 重さは 0.5g
小ぶりなニブながら重め。
基本的に質量に対して面積が大きい程プレートは薄くなるので
ニブはしなるのですが、実際はニブの部位によって厚みは異り、
エラからペンイントまでの長さや形状合金の配合などで様々な
要素が関わってくるので薄いからしなるとはならない。
うーん・・・奥が深い。
剛性感のある書き味ながら筆記時の滑りが良く、ペンポイントを見てみると
なかなかの整ったイケメンさんでした。
ペン自身の自重だけで筆記でき、インクがかすれる事も無く、
且つニブがイケメンのこのペン先は良い個体だと思います。
自分の書き癖に馴染めば楽しい事間違いなし。
・分解について
胴軸を回すだけのオーソドックスなタイプ、特に気をつけるポイントもないでしょう。
コンバーターの一般的なヨーロッパタイプのものが使えます。
ただし、ペン芯を外すには専用の治具が必要そうなのでペン芯の取り出しは
難しそうです。きっとペリカンタイプのように回すだけでペン芯のユニットごと
取れると思うのですが回す為のナット部分の形状が特殊な上プラスチック製・・・
レアなこのモデルに万が一があってはいけないのでチャレンジはできません(笑)
(ニブだけなら普通に外せます)
まとめ
オシャレだけどロットリングらしいルックスに文虫はとてもそそられた一本
どれほどの数が出回っているのかは謎ですが極めてレアなのではないでしょうか?
これをゲットしたオーナーのY氏のセンスが光っています。
しかも掘り出し物として安く入手できたというのだから羨ましい限り(笑)
情報の少なさからオットーカーンの非売品のノベルティグッズだった
可能性もありますが、18金のペン先に作りの良いメタルボディ、イケメンニブ
による良好な書き味が堪能できる。
感覚的には3万円~クラスの船来品の完成度を感じる一本でした。
文房具 ブログランキングへ
季節の変わり目もあり、天気が荒れ気味ですが如何お過ごしでしょうか?
風邪をひきやすい状況ですので手洗いやうがいをしっかりしましょう!
今回はとてもレアな万年筆の記事を一つ
ドイツのファッションブランド「OTTO KERN」と
「Rotring」とのコラボ万年筆。
Rotring Kern Collection
「OTTO KERN by Rotring」
OTTO KERN by Rotring |
この万年筆は Y様より「ブログのネタにでも」と
言っていただき、お借りする事で実現できました!
まずは最初にお礼申し上げます!
さてこの「オットーカーン」
ドイツのデザイナーの方でして、自身で立ち上げたブランド。
特別輸入代理店等もなく、日本展開はしてない
様子でして、国内では全く無名のブランドです。
本国ドイツではそこそこメジャーらしいのですが正直ピンときません。
一方ロットリングは日本でも言わずと知れた筆記具メーカーですね。
シンプルデザインでメタルボディ |
・外観について
ボディはメタルとレジンで、配色もブラック&シルバーでシックな雰囲気
専用のケースがアルミ製でブランドロゴが入っていて、ちょっとオシャレ。
ケースには専用のクロスカバーも入っていて保管には重宝します。
結構思いキャップ |
キャップはメタルで17g前後あります。
キャップだけでもパイロットのプレラよりも重く、なかなかのヘビーっぷり
手に持つとずっしり感があります。
クリップは固定タイプで、ブランドのロゴが刻印さています。
ロゴがあまり目立たないのでもうちょっと遊び心があっっても
個人的にはOKなんですけどね。
Kのロゴがカッコいいでしょ? |
Y氏よりお見せ頂いた当初はスチールニブと聞いていたのですが
ニブには750と表記があります。
これはパーミル表記で、750/1000を意味していて
Karat表記でいう18/24と同じ意味をもちます。
すなわち18金を意味します。
海外のサイトで情報収集した所、殆ど情報が無かったのですが
この万年筆には鉄ペン版と金ペン版の両方があるようです。
750の表記がある事から、こちらは18金版で間違いなさそうです。
またKのロゴがデボス加工されていて、かつ着色されており
Limited Editionとされている物のようです(スゴイ!)
それにしても情報が少なく、金ペン版についての
情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご一報下さい!
・書き味について
剛性感つよめの書き味
しかし、「ねばり」といいますか金ペン特有のコシがある事もわかります。
筆圧強めで筆記すると特に顕著です。
ペン先はMとなっており、ロットリング系万年筆のMとほぼ同等。
ニブにはそこそこ厚く 約0.24mm 重さは 0.5g
小ぶりなニブながら重め。
基本的に質量に対して面積が大きい程プレートは薄くなるので
ニブはしなるのですが、実際はニブの部位によって厚みは異り、
エラからペンイントまでの長さや形状合金の配合などで様々な
要素が関わってくるので薄いからしなるとはならない。
うーん・・・奥が深い。
整ったイケメンペンポイント! |
剛性感のある書き味ながら筆記時の滑りが良く、ペンポイントを見てみると
なかなかの整ったイケメンさんでした。
ヌルヌル書けます |
ペン自身の自重だけで筆記でき、インクがかすれる事も無く、
且つニブがイケメンのこのペン先は良い個体だと思います。
自分の書き癖に馴染めば楽しい事間違いなし。
・分解について
胴軸を回すだけのオーソドックスなタイプ、特に気をつけるポイントもないでしょう。
コンバーターの一般的なヨーロッパタイプのものが使えます。
ただし、ペン芯を外すには専用の治具が必要そうなのでペン芯の取り出しは
難しそうです。きっとペリカンタイプのように回すだけでペン芯のユニットごと
取れると思うのですが回す為のナット部分の形状が特殊な上プラスチック製・・・
レアなこのモデルに万が一があってはいけないのでチャレンジはできません(笑)
(ニブだけなら普通に外せます)
ペン芯の取り外しはリスキー |
まとめ
オシャレだけどロットリングらしいルックスに文虫はとてもそそられた一本
どれほどの数が出回っているのかは謎ですが極めてレアなのではないでしょうか?
これをゲットしたオーナーのY氏のセンスが光っています。
しかも掘り出し物として安く入手できたというのだから羨ましい限り(笑)
情報の少なさからオットーカーンの非売品のノベルティグッズだった
可能性もありますが、18金のペン先に作りの良いメタルボディ、イケメンニブ
による良好な書き味が堪能できる。
感覚的には3万円~クラスの船来品の完成度を感じる一本でした。
Y氏に感謝 |
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