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8月, 2014の投稿を表示しています

伊東屋 ロメオ デスクペン (ITO-YA ROMEO DeskPen RD-234)

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こんちは、文虫です。 先日、知人が事務所の引越しをするということで 応接室にあったデスクペンと、開かずの間から でてきたという謎の怪しいお札を頂きました。 デスクペンはありがたく頂戴し、お札は怖かったので 知人の荷物の中にしれっと返しておきました。 というわけで? 今回は頂き物のデスクペン(RD-234 マーブルグレー) の記事を簡単に書きたいと思います。 ROMEO No3 ROMEO製品の記事は初なのでまずはROMEOについての説明でも・・・ ・伊東屋オリジナルブランド「 ROMEO 」 ROMEOは文房具専門店、銀座伊東屋のオリジナルブランドです。 1914年、伊東屋オリジナルの万年筆「ROMEO」が発売されたのが始まり。 時代は流れ・・・ 2004年、歴史的モデルとして「ROMEO」の復刻版が発売。 その後 2009年、伊東屋の新しいオリジナルブランドとして「ROMEO」の名が復活。 ROMEOのターゲットユーザーは 「こだわりを持つビジネスパーソン」 製品ポリシーは 「ビジネスシーンにふさわしい見た目と実用性」 ブランドポリシーは 「大正時代から受け継がれてきた伊東屋のオリジナリティを現在に マッチさせて後世に伝えていく。」 ふむふむ 銀座の老舗らしい重みを感じさせてくれる背景とコンセプトです。 (ROMEOのキップレザーロールペンケースも素晴らしい・・・記事はいずれ・・・) 伊東屋の象徴 レッドクリップ そんなROMEOのデスクペン。 外観もコンセプトに違わず、「受け継がれてきた過去と現在にマッチ」させた シンプルな形状ながら、質の良いデスクペンでした。 外観はデスクペンらしいお尻がスッと伸びた形状になっています。 このスッと伸びたお尻がペンのバランスを最適化しているわけですね。 デスクペンである為、持ち歩く為のクリップなどはありません。 ある意味、書く事に特化した形態です。 美しいイタリアレジン ボディに使用されている素材は、イタリア製レジン マーブル模様のボディは光の加減によって様々な表情を見せます。 ソリッドな黒軸もシックで素敵ですが、表情が豊かなマーブル模様は 眺めて楽しむ事ができるので、趣

ペリカン エーデルシュタインインク ガーネット Ink of the Year2014 (Pelikan Edelstein Ink GARNET)

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エーデルシュタインシリーズ インク11個目 ガーネット Ink of the year 2014 1月の誕生日石であるガーネットの名前を冠した今年のインク。 日本名「柘榴石」、赤い色味を持つ宝石です。 石言葉は「真実・友愛」 エーデルシュタインは最近人気があるのか、去年よりも 店頭からインクが消えるのが早い気がします。 文虫も7月に伊東屋の寄った際、店頭でガーネットを見かけたので購入しようか 迷ったのですが、「次回で良いかな?」なんて考え伊東屋を後にしました。 そして先週再度伊東屋に来店した時には「もう在庫が切れました」との事・・・ なくなるの早くないですか? この調子だと2015年の限定インクは更に店頭から消えるのが早くなるかも? さておき、なんとか入手したエーデルシュタインのガーネットを使用してみました。 瓶越しには色の判別ができませんね 当初 以前記事にしたトルマリン と似たような色合いと店員さんから聞いていたのですが 実際に目にしてみると、むしろ エーデルシュタインのルビー に近いと思います。 写真だと一部、紫っぽく見えますね。 トルマリンはほぼ紫ですが、ガーネットはやや明るい赤・・・朱色といった風情ですが 暗い環境だと確かに赤味が抑えられてトルマリンっぽくも見えますね。 光の当たり方やで見た目も印象も変わる面白いインクです。 日光の下で見るガーネットはまたガラっと変化します。 第一印象としてはルビーっぽくも見えます これは赤にも見える? 朱色っぽくも見える 様々な表情を見せる、ガーネット。 第一印象として女性的な色という先入観がありましたが、 日本の「朱うるみ色」にも見え、書く文字によっては和風となり、渋みのある 印象を持たせる事もできそうな色あいです。 センス的な意味で上級者向けと言えるかもしれません 今年のInk of the year、奥の深いインクとなっています。 奥の深いインクに仕上がってます 文房具 ブログランキングへ

プラチナ万年筆 センチュリー ニース 万年筆 (PLATINUM #3776 CENTURY NICE PNB-2000R F)

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夏といえば、 まぶしい太陽 輝く海 そんなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか? あまりの暑さに「たれぱんだ」状態になっている文虫です。 そんな暑い夏のイメージに合う万年筆の記事を書きたいと思います。 CENTURY NICE 今回のペンはプラチナ万年筆の#3776センチュリーシリーズが ベースとなっており、先月に2,000本限定で発売された「ニース」です。 センチュリーそのものは2011年9月1日に発売されたそうで 今では売れっ子万年筆のようですね! センチュリー ニースの特徴 ・スリップシール機構 センチュリーシリーズ共通の機構。きっちり密閉することで インクの乾燥を低減するというものです。 スリップシール機構 頻繁にペンを使用する人にはそれほど乾燥の 心配はないので恩恵は少ないかもしれません。 それでもきっちり気密性が保たれるというのは精神衛生上良いですよね。 しかも2年放置しても使えるとか・・・すごいですね。 そういえば・・・ セーラーのプロフェッショナルギアを分解した時にも たしか同様の機構が備わっていた気が・・・(気のせい?) こちらも2年放置しても大丈夫なのでしょうか? ・サンドブラスト処理による艶消し 艶消しをする為に施されている処理。 よく塗装の剥離とかにも使用されています。 メディアと呼ばれる研磨剤を高速で吹き付けて研磨する事で整った表面処理ができます。 工業系の方やバイク、車が趣味な方には馴染み深いヤツですね(笑) (私もよく錆取りに使用していました) ニースでは理想的な曇り具合を出す為にメーカーさんは苦労したご様子。 サンドブラスト処理による艶消し加工 ・シェーパーカット 軸に施されたライン状の彫り込み。 この掘り込みとブラスト処理のお陰でなんともいえない 心地のいい感触です。 グリップ感も良く、まったく滑りません。 実用面での意外なメリットですね。 縦状の掘り込み ・シリアルナンバー 2000本限定のニース。 キャップにはシリアルナンバーが刻印されています。 文虫のは「1936/2K」・・・ 1936年・・・2・26事件があった年だそうです(笑) (風呂行く