投稿

1月, 2013の投稿を表示しています

COACH 万年筆 MonoMax付録 ①

イメージ
雑誌MonoMAXの付録に万年筆が付属するというので思わず衝動買い。 ・外観について これ・・・数百円の雑誌の付録にしてはすごい頑張っている印象をうけました。 「高級感」とまではいかないにしてもそこそこ様になる感じです。 胴軸やキャップにはCOACHのシグネチャストライプと呼ばれるエンボス状の 模様が施されています。 ただ、よく見るとビニールっぽさが有り、ちょっと残念な感もあります。 とはいえ、それは文虫のような男性目線であり女性目線では そんな所は気にしないのかな・・・? 塩ビやビニール感満点のアイテムが凄まじいお値段で買われていく のがファッションブランドの世界の常識ですから。 ただ首軸の鏡面はチープな感じで安っぽさが否めません。 遠目にはわかないからいいのかもしれませんが気になります。 廉価帯の市販万年筆と比較すると、この万年筆はハイレベルです。 雑誌付録という事もあり、出来についてはバラつきがありそうですが 雑誌の付録にしっかりとした品質や検品を期待するのは酷な話かと。 (気に入らないなら自分で気に入るように改造しちゃえ!安いし!) ・書き味について 私のはペン先のスリットが良くないらしく筆記中にスキップが多発します。 これはさすがに気持ち悪いのでそのうちペンポイント含めてカリカリと調整しようと思います。 インクは一般敵なヨーロッパ規格のものが使えます。 写真ではファーバーカステルのロイヤルブルーのカートリッジを使用しております。 インクのスキップ問題は別としてペンポイントの塩梅は良いようで、付録とは思えない 滑らかさ!これだけで買って良かったと思えました。 ・総評 700円台で買える万年筆としてはとても優れた一本。 価格帯的にカジュアル万年筆に分類されると思いますが このデザイン性は3000円~5000円くらいの万年筆と 並べても劣っていない。 不良品で無ければ買って損はしない良い万年筆。 残念な点としてはCOACHというブランドが売りであるにも拘らず ニブに全くデザインが施されていない事。 逆にそれがデザインなのかもしれませんが、雑誌付録である点 を考えるとやっぱりコストの問題だと私は邪推します。 また大事なニブに打ち抜きの

ポルシェデザイン 万年筆 (Porsche Design P'3150)

イメージ
先日 ポルシェデザインの万年筆 P'3110 TecFlex を購入したばかりですが とても良かったので勢いでもう一本ポルシェデザインの万年筆を購入しちゃいました。 フラッグシップと言えるかは判りませんが価格的にはフラッグシップとも言える P'3150です。 硬質な雰囲気がどとこなくエンジンシリンダーを彷彿とさせます。 そう思うとコンロッド、バルブ、カム、ピストンにも思えてくるから不思議(笑) 完全に気のせいですね。はい。 高校時代は工業系の人間だったせいかもしれませんが、こういう NC加工された金属の質感がとても好きです。 金属の魅力にひかれて初代プレイステーションの本体のがわをアルミ で作りなおしてアルマイト処理したぐらいです。 (アルマイト処理したにも関わらず短絡して本体をダメにしたのは内緒です。) さてさて価格的には一番高価ではありますがニブそのものは3110の後期型と全く同じです。 ニブのロジウムコーティングとデザインが美しい。 使うのがもったいなくなります。 とはいえ シンプルなデザインなのでこれといってとりあげるポイントも 多くはないですが、やはりキャップにまかれたカーフレザーは大きなポイントです。 私のは黒のカーフレザーですが、ブラウンも良さそうです。 レザー自体はかなり固めのしっかりした作りです。 はがれそうな気配はありません。 当初、結構やわらかい感触をイメージしていたのでこれは意外でした。 ちょっと気になったのは、このカーフレザーは接着剤でくっついているのでしょうか? 仕組みを知りたいですが、流石にこれはいじる勇気がありません。 ペン芯はやはり3110と同じです。 つまり3110のニブと交換する事もできるはずです。 当然コンバーターやカートリッジも共有できます。 ・・・ポルシェデザインの万年筆はペリカンが現在、製造及び販売しているとペリカンの 公式サイトに記載されていますが、修理や部品の購入はペリカンから普通にできるのだろうか? できないと困る・・・。 さて次は個人的に大事なポイントであるロゴです。 うーん、なんとなくシルクスクリーン印刷に見えますね。 iPhoneで撮影し

ポルシェデザイン 万年筆 (Porsche Design P'3110 Tec Flex)

イメージ
はじめまして、文房具の虫こと"文虫"です。 このブログは文房具に関する感想やネタ等、私の 備忘録的な位置付けで残そうと考えています。 誰も見ないとは思いますが、もし 偶然にも同じ商品を購入しようかと考えていたりした方へ の参考としても役立てれば幸いです。 ("文房具の虫"とか言っておきながらさほど詳しくない上に字が小学生なのは秘密ですw) さておき本題へ・・・ 貧乏人の私ですが最近、無理をしてポルシェデザインの万年筆を2本程入手しました。 私自身もはちろん、ポルシェのバンパーすら買えないような貧乏人ですが、この万年筆 だけは大変気になっていました。 どちらもPorsche Designの P'3110 です。 この2本、スペック的にはペン先がFとMだけの違いなのですが、初期型と 後期型で生産された時期が違います。 (このへんのロットやモデルの違いをご存じの方はお知らせ下さい) 以前から初期と後期でニブのデザインが違う事は 店頭やネット等の情報で知っていました。 しかし今、実物を手にし比較してみるとニブ以外にも外観のデザイン、 色味、ケース、コンバーターの質感等にも違いがあります。 ・・・いや、万年筆や文房具にさほど興味ない人からしたら、どちらも大した 違いではないのですが、こちとらたかだかペン一個にお札何枚も溶かす わけですから小さい仕様の違いにも興味が湧きます。 (ほんとケツの穴の小さな野郎ですみません!) ではまず初期型の写真から カッコイイです。ポルシェデザインらしい有りそうで無いデザインです。 写真をご覧の通り、万年筆の部分はファーバーカステルが担当しています。 よって付属するカートリッジインク等もファーバーカステルの物。 付属のコンバーターもファーバーカステル。 書き味は想像していた以上に極上。今まで自分の 一番のお気に入りだったモンブランの149より上にきました。 でも149は書き味とは別に所有欲を満たしてくれるシンボル として私の中で輝いてます(笑) 重量はインクなしで50グラム前後とヘビー級ですが、キャップを外した 状態での使用は特に違和感無く、バランスも悪くありません。 キャップを払った状態で146