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三菱鉛筆 ピュアモルトボールペン SS5015P10

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 三菱鉛筆にはピュアモルトというシリーズのペンがあります。 ホワイトオークを胴軸に使った、ちょい贅沢志向のペンです。  今回はそんなちょっと贅沢志向のピュアモルトシリーズの中でも 上位モデルとなる「PURE MALT oak wood premium edition」の 中のボールペン「SS-5015-P10」を安く入手したので、感想や薀蓄 なんかを残しておこうと思います。 ホワイトオークウッド。  ビールよりウイスキー派な文虫にとっては、そのワードだけで も惹かれるものがあります。  そこでこのオークウッドが樽になりやがてペン軸の元である ウイスキーオークになり、やがてリサイクル素材になるまでの 過程をメーカーの資料を元に簡単にの文虫なりにまとめてみました。 (間違いや勘違いがありましたらご指摘下さい) ①オークの森から厳選した木を伐採  基準として、樹齢100年程度の木が選ばれるようようです。 ②柾目取り  伐採したホワイトオークから柾目と呼ばれる縦の目が入った 部分を切り出して、柾目板を作ります。 これは樽にした際、液漏れを防止する為だそうです。 木材の組織が板と並行になっているから毛細管現象による 液漏れを防止できます。 ③樽として大活躍  50年~70年ウイスキーを熟成させるお仕事に就きます。 そして長年の仕事をを終えたオーク樽は既に熟成成分の 殆どが失われ、そこで御役御免となります。 ④樽の分解  本来の役目を終えた樽は鉄輪を外されバラバラに分解されます。 ⑤応力緩和  樽の木材故木板は曲がっています。これを蒸しながら 応力緩和機という機械を使い真っ直ぐに修正します。 ⑥完成  最後に表面を削ってウイスキーオーク完成。 これでようやくペンの材料へ。 長い長い道のりを知ると何だかペンを見る目もちょっと変わりますね。 セットされているインクリフィルはSJP-10(315円)が搭載されていました。 このリフィルはuni POWER TANKという商品名で通っている加圧式リフィルです。 3000hPaで加圧されており、上向きでも氷点下でも書けるとされています。 いわゆるフィッシャーのスペースペンと同じようなリフィル。 このペンを